心の余裕0になったトンカツ作り

夫が育休の間は、夕飯担当は夫と1日交代です。

私は料理は好きでも嫌いでもないのですが、なるべく簡単に済ませたい派。

そのため、作るのは炒め物が多く、揚げ物はめったに作りません。

そんな私ですが、昨日はなぜか無性にトンカツを食べたくなり、ちゃちゃっと作ってやるかぁ〜!ぐらいの気分でトンカツ作りにチャレンジすることにしました。

“半日寝かせる”の罠

賞味期限が今月までの塩麹があったので、初めて塩麹を豚肉に揉み込むスタイルのレシピを参考にすることに。

家に塩麹あるなんて、料理通っぽいですが、ほぼ使ってないから賞味期限ギリギリになっちゃってるわけで。

とりあえずレシピ通りに、豚肉に数カ所切り込み入れて、ポリ袋に入れて、塩糀、にんにく、しょうがなどなど入れて、もみもみもみ。

さてこれを冷蔵庫に入れて…

半日寝かせる。

…え。

半日!?!?

夕飯食べるの18時半目標で、作り始めたのは16時半。

…オワタ( ゚∀゚ )

最初にレシピを一通り読むべきでしたね。。。(料理の基礎中の基礎である)

揚げ物の段取りってむずい

仕方ないので、半日寝かせるものを約1時間で済ませる荒業。

そこから薄力粉、卵、パン粉をつけるためにバットを用意するのですが、我が家にはバットが2しかないことに、ここで気付く!

わたわたと焦りながら、代わりに平べったいお皿を出してこれで良し!となったはいいものの、トンカツ作り久々すぎて、薄力粉もパン粉もどれぐらい出しとけばいいのか分かりません。

とりあえず適当に出して、豚肉を薄力粉につけて、卵につけて、と進めていったのですが、更にここで気付く。

パン粉のお皿に豚肉2枚しか乗らんやんけ。

豚肉は3枚あるので、1枚は卵の上で待機させることに。

しかも薄力粉は余りまくり、パン粉は足りず大慌て。

もうこの時点で台所の上は、バットにお皿に卵を溶いたときのおわんにあらゆる粉にとなんだかしっちゃかめっちゃか。

料理が得意なわけではないものの、普段作り終わる頃には洗い物ほぼなしでピカピカの台所の状態を心掛けている、実は(なんちゃって)効率重視な私。

…なのですが、揚げ物慣れていないので、揚げつつ使い終わったバット類や粉まみれの台所を片付けるのは厳しいと判断し、諦めました。

すると今度は何が起きたかというと、揚げ終わったトンカツを置くスペースがほぼない!

諸々どかして無理やりスペースを作って、もうバットがないのでキッチンペーパーを敷いたやたらでかいお皿を置き、その上に油ぼったぼたのトンカツをとりあえず乗せっ!

最初は1枚だけ揚げたのですが、みるみる油を吸ってへにゃったキッチンペーパーを見て、これあと2枚分の豚肉の油も吸ってくれるんだろうか…としばし眺め。

もういいやと考えることを放棄し、残りの2枚をベッチャベチャのキッチンペーパーの上に置く羽目になりました。

普通は油切り?とか置いたバットを用意するのでしょうね。。。

悲しく冷えていくトンカツ

作り終えたら今度は盛り付けて配膳!

トンカツにはキャベツと赤だしでしょ!ということで買っていたのですが、段取り悪すぎて、トンカツをお皿に乗せた後にキャベツ、赤だし、ご飯の全てを用意することに。

その間にどんどん冷えていくトンカツ。

「ママなんでそんなに急いでるの〜?」

と娘から聞かれ、

「トンカツが冷めるからだよっ!!」

と叫びながらご飯を運んだら、勢い余って娘の赤だしのおわんにヒット!

赤だしの2/3がおわんを飛び出し、テーブルの上が赤だしの海に。

半泣きでティッシュで拭き拭き。

赤茶にそまったティッシュの山が悲しさを倍増させます。

なんとか用意を終えて、やっと食べられるぞという頃には、トンカツは大分冷めてしまっていたのでした。

まだまだ終わらないハプニング

気を取り直して、まぁそれなりに美味しく食べていると、娘がご飯を食べさせてと甘えてきました。

園では1人で上手に食べているらしいのですが、下の子が生まれ、親を独占できない寂しさがあるのか、最近はよくこんな感じで甘えてきます。

いいよ〜とお肉やらご飯やらを口に運び、赤だしのおわんを口に持っていったのですが、娘がおわんに手を添えたので、自分で飲むのかと手を離すと、なんと娘も同じタイミングで手を離した!!

おわんは見事にひっくり返り、赤だしの海第2弾。

なぁんで急に手を離すのよーまぁでもママも悪かったねと言いながら、赤茶ティッシュの山を更に高く積み上げることになりましたとさ。

学び

慣れない揚げ物は休日の余裕があるときにすべし!

調理器具を増やすべし!

レシピは最初に確認し、日頃料理はしているからと驕らず、頭の中で一度シミュレーションすべし!

…以上です。

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