はい、私の夫の話です!
夫は妻の私が言うのもなんですが、顔面偏差値は高め。
小さい頃はジャニーズ入りを勧められ、中学生の頃には小さいながらも中学校の女子の間でファンクラブもあったとか。
そんな夫ですが、学生時代は全くモテず、初彼女が私でした。
夫がモテなかった理由、そしてなぜ私が夫を好きになり、付き合い、結婚まで至ったのか。
まずは出会った学生時代の話からしようと思います。
出会い

私と夫の出会いは大学のサークルでした。
夫の第一印象は…
正直とても悪かったです。
初めて顔を合わせたのは、学祭かなんかの準備をしているとき。
入学して割とすぐサークルに入った私と違い、夫は学祭直前に入ってきたので、このときが初対面。
「この椅子どこに運ぶんだっけ?」
みたいなことを聞いた私に対し、当時の夫、なんか人を見下した表情で、
「…そっちだけど」
とぶっきらぼうな回答。
なんかこの人愛想悪っ!!
顔はいいのに好かんな…。
と、先にシャッターをおろしたのは私でした。
そう、顔はタイプだったんです。
中性的で、目がくりっとしていて、肌が綺麗。
でも人に対する態度が嫌すぎて。
人と群れず、特定の人としか話さないし、話しても小馬鹿にしたような物言い。
彼女どころか友達も少なかったと思います。
恋に恋する私

そんなわけで、夫のことは大学1年〜2年の秋頃までは全く眼中になく、私の中での彼の立ち位置は、無愛想なサークル同期止まりでした。
その間、年上に惹かれがちな私は、サークルの先輩と付き合ってみるものの、3ヶ月であえなく終了。
当時の私、完全に恋する自分に酔っていた状態で、先輩のことを本当に好きだったのかと言われると、そうではなかったと思うんですよね。(先輩ごめん)
昔から少女漫画が大好きで、シチュエーションに憧れはあるものの、本当の好きがよく分かっていませんでした。
彼氏欲しいな〜誰かいい人降ってこないかな〜なんて思いながら迎えた、翌年5月頃のサークルの新歓。
事件はその打ち上げで起こったのです…!(大げさ)
相合傘

1次会で結構盛り上がり、私含めて参加者みんなほろ酔い状態。
いい気分で2次会の場所に向かっているときに、雨が降り出しました。
私は折りたたみ傘を持っていたのですが、天気予報的には降水確率がそんなに高くなかったこともあり、傘がない人もチラホラ。
たまたまそのとき近くにいた夫も傘を持っていなかったので、単なる親切心で夫に傘を差し出しました。
それを見た同期が、
「 夫君、相合傘やーん!」
と酔ったテンションで冷やかしモード。
あ〜夫君そういうの嫌がるやろな、出ていくかなと思った私でしたが、夫の反応は全くの予想外でした。
「…いいやろ?」
にかっといたずらっぽい笑顔で、出ていくどころかむしろ傘の中にしっかり入り直したのです。
ギャップ萌え

普段見せない笑顔と物理的に縮まった距離に、当時の私、ずっきゅーんです。
えーこんな笑顔する人なの?っていうか冗談とか言える人なの?ずるくない??
もうその瞬間から頭の中、夫でいっぱい。
キャッキャキャッキャ小っちゃい私がたくさん踊り狂ってる状態。(伝わる?)
ギャップに弱いんですよ私。。。
2次会のことはよく覚えていませんが、その雨の中の出来事は、10年以上経った今でも鮮明に思い出せます。
(喧嘩したときに思い出して、自分の心を鎮めるのに使っています。)
どうアプローチする…?
さて、なんだかときめいたはいいものの、相手は普段は超塩対応の、色恋沙汰に無縁そうな草食男子。
見た目は木陰で本を読んでそうと言われる私ですが(どんな印象やねん)、実は好きになったら自分から仕掛けに行くハンター気質。
顔は大して可愛くないので、少女漫画で培ったあらゆるスキルを駆使してどうにか付き合うところまでもっていく、隠れ肉食女子でした。笑
今までの相手は、どちらかというと陽キャでデートにも気軽に誘える人が多かったのですが、夫は初めてのタイプ故に攻略法がわからない…。
そんな彼にどう立ち向かっていったのか!?
次回に続きます。
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