歴史動画を漁る日々
最近下の子がお昼寝をしている間は、ディズニー関連動画か、第二次世界大戦等の歴史について、詳しく説明している動画をよく漁っています。
振れ幅がすごいので、情緒大丈夫かって感じですよね。笑
ディズニー動画は、単純に来月ディズニーシーに行くので、そのための情報収集をしているだけですが、なぜ終戦記念日も過ぎたこのタイミングに、戦争動画を漁ってるかと言いますと…
以前何かを調べている時に、「大人の教養tv」というYouTubeチャンネルに、たまたま行き着いたんですよね。
ドントテルミー荒井さんという方が、歴史のことをすごく丁寧に、時には現地に行って解説してくれているので、視覚的にも聴覚的にも理解しやすい、大変面白く、為になるチャンネルです。
チャンネル登録はしていたものの、出産後は流石にあまり頭を使いたくなくて、育休中はディズニーや辻ちゃん、エミリンチャンネル等をメインで観ていました。
ただ、先日たまたまおすすめ動画として出てきたのが、このチャンネルの中の、カンボジアの独裁者、ポルポトについての動画で、興味本位で視聴。
これがまぁ衝撃的すぎて。
ポルポトという名前自体は、なんとなーく知っていたものの、こんなに残酷なことが、ほんの数十年前に、しかも日本から比較的近い国で平然と行われていた事実にも驚きましたし、それを全く知らなかった、自分の無知さにもショックを受けました。
そんなわけで、そこからヒトラーやスターリンなどの独裁者の動画を巡ることになり、更にそこから世界大戦についての動画に行き着き、現在見漁っているというわけです。
教養に結びつかなかった歴史の勉強
高校のときは世界史を選択していたので、世界大戦についての浅い知識はあります。
しかし、どういう経緯で戦争が始まったのかという流れや、なぜガダルカナル島や硫黄島が、激しい戦闘の舞台になったのか、なぜミッドウェー海戦があそこまで有名なのか、といった詳細については、このチャンネルを観るまで全然理解していませんでした。
あくまでテストの点数を取るための勉強しかしてこなかったので、理解しようともしていなかったですし、もしかしたら教科書にも載っていたのかもしれませんが、記憶に刻まれることもなく。
自分の勉強がいかに上っ面だけをなぞった、軽いものだったかを痛感します。
この歳になって、ようやく世界大戦の全体像が掴めてきたところです。
それでも、まだまだ歴史を遡っていかないと、本当の理解には辿り着けない気がしていますが…。
国のトップは慎重に選ぶべし
独裁者や戦争系の動画を観て感じたことは、
・考えが極端&直情タイプのリーダーが国のトップになるとやばい
👉️ヒトラーにせよポルポトにせよ、ユダヤ人のせいで戦争に負けた!共産主義のためには知識人はこの世にいらない!など、短絡的かつ思い込みが激しい印象。
・演説上手=政治上手とは限らない
👉️ヒトラーは超演説上手で、当時の国民からの人気ぶりは凄まじかった。
・愛国心も方向を誤ると排他的になり、残酷な行為を正当化する理由の1つになってしまう
👉️歴史上の独裁者は、かなり愛国心が強く、それ故に暴走しがち。
・どの時代も慢心や驕りが仇となる
👉️第二次世界大戦中の日本は、それまでの戦争で連勝してきたことに慢心し、時代錯誤な戦法をとったり、人数配置の読みを誤ったりと、負け戦への道を突き進んだ。
…といったところでしょうか。
私たち一国民が、国の平和のためにできることは、とにかく国の政治にヤバい人を携わらせないことだなと、つくづく感じました。
2025年総裁選について思うこと
今総裁選を丁度しているところですが…
・明らかに話の内容が薄っぺらい
・ 質問されてもまともに答えられずカンペが必要
・挙句の果てにはステマで自己評価を上げようとする、他の候補者を蹴落とす
等、小学生でも分かるような、総裁には相応しくない人を、大勢の政治家がわっしょいわっしょい持ち上げている光景を目にし、本当に頭がクラクラしてきます。
この文章だけで、誰でも共通の人物が脳裏に浮かび上がるということ、そしてそんな人物がなぜか有力候補であることに絶望します。
本当に国のことを考えるなら、絶対にその人を担ぐべきではないでしょう?
自分たちの思い通りに動く、扱いやすいトップが欲しいのですか?
それならなぜ自分が立候補しないのですか?
責任を追及されることのない、おいしい場所から、自分のやりたいことをやりたいだけでは?
しかもそのやりたいことって、国民の為ではなく、自分たちの利益に繋がることですよね?
そう勘ぐってしまうのも、私だけではないはずです。
基本的に、私は自分が影響を及ぼせる範囲外のことは、なるべく考えないようにしています。(愛読書である7つの習慣の教えより)
自分でどうしようもないことは、考えるだけ無駄なので。
今回の総裁選も、党員以外の一国民が選挙に参加できるわけではなく、私は党員ではないので指くわえて見守るしかないのですが…
とにかく不安すぎる!!!
絶対になってほしくない人が国のトップになる可能性があるというだけで、ここまで不安になるものなのかと、自分で自分に驚いているぐらいです。
先に述べたように、おかしな人が国のトップになった場合、極論ですが国は破滅の方向に向かいます。
国際社会から爪弾きにされます。
国民は豊かな生活から遠ざかります。
(すでに遠ざかりつつあります。)
それが現実味を帯びてきていることに、恐怖を覚えるのです。
君子は和して同ぜず
迎合しかしないトップは求めていません。
どうか正常な判断と、日本国民としての誇り、そして人間としての良心をもって、権利ある方々は総裁選に臨んでいただきたい。
偉そうで申し訳ないですが、ただただそれを願うばかりです。

