【夫シリーズ】顔は良いのに全くモテない人を彼氏→夫にしたら大正解だった話③

【夫シリーズ】顔は良いのに全くモテない人を彼氏→夫にしたら大正解だった話③

前回(【夫シリーズ】顔は良いのに全くモテない人を彼氏→夫にしたら大正解だった話②)の続きです。

最初から読みたい方はこちらからどうぞ!

みんな…とは?

勇気を出して想い人を夏祭りに誘ったわたしでしたが、彼(現夫)から返ってきた答えはこうでした。

「みんなで行こうか」

みんな…ミンナ?MINNA!?

その頃には、毎日のメールのやり取りで結構距離を詰められていると思っていた私なので、かなりのショックを受けました。

こちらとしては、当然2人で行きたかったわけです。

でも向こうはそうではなかった。

明らかに2人でのお出かけを回避しようとしている…。

自分の自惚れを突きつけられることになり、恥ずかしさとちっさなプライドをへし折られたことで、誘ったことを激しく後悔したのでした。

(このときのことを、付き合ったあとに夫に聞くと、夫的にはそこまで仲良くなってないのにいきなりデートに誘われたと思ったらしく、ちょっと怖かったらしいです。笑)

髪型

まぁ他に人がいても、気になる人と夏祭りに行けることには変わらないんだから良しとしようってことで、なんとか気持ちを切り替え、そこからは一緒に行ってくれるメンバー探し。

幸いサークルの同期がたくさんいて、違和感なく誘うことができ、結局6人ぐらいで行くことになりました。(他のメンバーうろ覚え…ごめん…)

当日は、浴衣はちょっと気合い入れすぎだよなと思い、服装は普段通り。

ただ、髪型だけすこーし頑張って、自分でしたことのない、編み込みを取り入れたスタイルに。

基本ボブで髪を結ぶことのない私、大苦戦。

かなり時間をかけました。

あんなに自分の髪に時間をかけたのは、あれが最初で最後だったと思います。

夏祭り当日の嬉しい間違い

なるべく夫のそばをキープしながら、大混雑の夏祭り会場をみんなでうろうろ。

そこで、私と夫の食べたいものがかぶったので、少しみんなと離れて一緒に屋台に行くことに。

もうこのシチュエーションに、当時の私、うはうはです。

ただ、理由は忘れましたが、夫にお金だけ渡し、実際に買ってもらうのは任せ、私は少し離れたところで待っていました。

すると、買い終わって私のところに駆け寄ってきた夫が一言。

「…カップルさんどうぞって言われた。」

ちょっとはにかみながら言う夫に、私テンション上がりすぎてテンパる。笑

「あらそーなの!!カップルじゃないのにねぇ!?あはあはあは」

だいぶキモい返しをした気がしますが、まんざらでもない彼の様子に、

今日来てよかったー!!!!

と心の中でガッツポーズ。

それだけで本当に大満足だったのでした。

夏祭り後増えたメール

夏祭り効果か、それまで完全に友達の距離感でやり取りしていたメールが、(私の勘違いじゃなければ)なんとなく少し甘酸っぱい雰囲気を含むように。頻度も増えていきました。

おはようから始まり、おやすみで終わるまで、毎日毎日ずっとメールをしていました。

最後おやすみと言ったほうが、次の日におはようを送るというのがルーティンになっていたのですが、小賢しい私はたまにそれをあえて守らない日も。

向こうからの「今日はどうしたの?」待ち。

いや〜振り返ってみると、相当浮かれてるというか駆け引きを楽しんじゃってます私。笑

向こうからのメールは絵文字も顔文字もなく、超シンプルだったので、たまに「!」がついているだけでニヤけていたので、かなり重症でした。

もうこの頃には、完全に気になるモードを脱して好きだなぁ付き合いなぁモードに突入していたので、どのタイミングで告白すべきなのか、悶々とする日々。

タイミングを掴めないまま、季節は秋となり、メールのやり取りを始めてから約半年を迎えようとしていました。

そして、それまで当たり障りのない内容しかなかったメールの中身が、ようやく恋バナへと発展していきます。

次回に続きます。

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