子連れ飛行機が不安!泣かせない&快適に過ごす工夫

ママさん
ママさん

今度子どもと初めて飛行機に乗るんだけど、途中でぐずり出したらどうしよう・・・。

パパさん
パパさん

この間SNSで、飛行機に乗ったら赤ちゃんの泣き声がうるさくて最悪だったっていう投稿を見たんだよね。子どもが小さい内は飛行機に乗せない方がいいのかな。

子連れで飛行機に乗るのは、このように不安が大きいですよね。

私が初めて子連れで飛行機に乗ったのは、なんと長女がまだ生後1ヶ月のとき!

里帰り出産だったので、帰省先から我が家に戻る際に利用しました。

搭乗時間は40分程度だったものの、初めは約5時間かけて車で帰るほうがいいんじゃないかと思うぐらい、子連れ飛行機に対して不安を抱えていたのを覚えています。

それから長女が4歳になるまでの約4年間で、往復4回、つまり8回の子連れフライトを経験しました。

内2回は実家に帰省するのに使ったので、片道約40分、内1回は福岡⇒沖縄で約1時間半、内1回は福岡⇒東京で同じく約1時間半のフライトでした。

回数を重ねるごとに、様々な工夫や、(我が子たちにとって)ベストな対処法を覚えていったことで不安も解消され、今度は0歳の次女も連れて飛行機に乗る予定ですが、不安はほぼなし!

※ほぼ、というのは、長女に利いた方法が次女にも利くのか要検証のため。

子連れ飛行機は、事前準備をしっかりしておけば、子どもも親も快適に過ごせる可能性がぐんとアップします!

この記事では、子連れ飛行機を快適にするための事前準備と当日の工夫を、体験談を交えてご紹介します。

事前準備編

座席選び

・後方&通路側がおすすめ!

→子連れだと席に座るだけでもなかなかスムーズにいかないことも。

我が家は毎度、子どもが先にパンフレット等に興味を持ってしまってなかなか座ってくれなかったり、飛行機内で使う荷物が多めで、荷物を収納したりするのに少し時間がかかったりします。

子連れの場合、優先搭乗の対象になるのでそこまで心配はしなくてもいいかもしれませんが、席に座るまでにもたつき、後ろに並ぶ他のお客さんに迷惑をかけるのが嫌なので、私はいつも後方の席を選んでいます。

また、トイレに行きたがったり、ぐずりだしたりしたときにすぐに立ち上がれるよう、通路側の席を選びますが、これは隣に他のお客さんが乗る場合です。

なるべく飛行機の予約は早めに取り、親子で並び列を確保し、臨機応変に窓側の席と通路側の席を、親子で交代できるようにしておくのがベストだと思います。

子どもが窓の外の景色に興味を持ち出したら、空や雲を眺めているだけで、少しは時間がつぶせますよ!

・赤ちゃん連れは「バシネット席」が便利!(長距離便)

→私は利用したことがありませんが、長距離移動の場合は「バシネット席」というものがあります。

「バシネット(bassinet)」とは、飛行機の座席の前に設置できる赤ちゃん用の簡易ベッドのことです。 航空会社によって、バシネット、ベビーベット、キャリーコットなど、様々な呼び方がありますが「バシネット(bassinet)」と伝えれば海外の航空会社でも通じます。 航空会社の機材や、路線によって設置の可否や数に違いはありますが、基本的には無料で設置することができます。

引用元:https://article.his-j.com/kaigai/trivia/post-21191/

赤ちゃん連れで長距離移動の際は、是非利用してみてください!

フライト時間の選択

・なるべく普段の寝る時間とかぶらせる!

→朝寝、昼寝の時間帯が大体決まっている場合は、その時間とフライト時間をかぶらせれば、搭乗中は寝てくれる可能性が高いので、かなり平和なフライトになります。

我が家も長女が0歳のときは、フライト時間の調整に加え、飛行機の振動が心地よいのもあったのか、フライト中はほぼ寝てくれていたので、一度もぐずること、泣くことはありませんでした。

・離陸時間と授乳時間をかぶらせる

→あとの方にも出てきますが、耳抜き効果を狙い、離陸時間と授乳時間がかぶるよう調整すると、離着陸時のぐずりを回避することができます。

また、離陸時に満腹になることで、そのあとのフライトは寝てくれる可能性が高まります。

私は完全ミルクなので、空港の調乳室で事前にミルクを作り、機内に持ち込んでいました。

持っていく荷物を減らすために、利用する空港の、調乳室の有無はぜひチェックしておきましょう!

※母乳の方は、授乳ケープを持っていかれるのが良いと思います。

持ち物リスト

  • 音の出ないお気に入りのおもちゃ
  • 絵本やシールブック
    →シールブックは100均に大量にあるので、2~3冊買って、もっていくのがおすすめ。
    絵本はたくさん持っていくと荷物になるので、タブレットがあれば、いくつかダウンロードしておくのもあり!
  • 飲み物(ストロー付のもの)・哺乳瓶(ミルク入り)
    →耳抜きにも使えるので、機内で飲み物サービスがある場合でも、必ず持参。
     こぼれないよう、ストロー付のものが良いです。
     赤ちゃんの場合は、調乳済みのミルクが1本あると安心です。
  • おやつ
    →ジップロックに入れて持っていくのがおすすめ。
     ゴミを入れたり、食べ残しを一時保存したりするのに使えます。
     ※ビーズのような粒状のお菓子は避けましょう。
     機内ではありませんが、一度我が子が空港内でぶちまけて悲惨なことになりました。
  • タブレット
    →使うのが幼児の場合、子どもが使えるイヤフォンも忘れずに!
  • タオル
    →機内の席は狭いので、飲み物こぼしがちです。
    動き回って親の飲み物に手が当たりこぼすことも。
    さっと拭けるように、ハンドタオルで良いので、普段の手拭き用とは別に、1枚あると便利です。
  • 手口拭き
    →子どもの手口をふくのはもちろん、少し座席を汚してしまったときも使えるので、我が家の必需品です。(ちなみにいつからか、我が家はおしり拭きで代用するようになりました)
  • おむつ・おしり拭き・おむつ袋
    →搭乗前におむつを替えていたとしても、おむつは3枚は手元にあると、いざというときでも安心です。
  • タオルケットや上着
    →機内は寒いことがあるので、あると安心。
     ただ、機内サービスでひざ掛けを貸してくれる場合も多いので、荷物が多くなるのが嫌な方は不要かもしれません。
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耳抜き対策

飛行機に乗ると耳が痛くなる経験をされた方も多いのではないでしょうか。

なぜ耳が痛くなるのか。以下引用ですがご参照ください。

飛行機で耳が痛くなる理由、その答えは「気圧の変化」にあります。
まず、飛行機が飛び立って上昇するとき。地上と飛行機が飛ぶ高度とでは、気圧がかなり違います。そのため、離陸して地上から上空へとかなりのスピードで上がっていくと、鼓膜の内側と外側で気圧の差が生じてしまうのです。内側の気圧のほうが外側よりも高くなるため、鼓膜が外側にふくらむような状態に。それで、耳が詰まったように感じたり、痛くなったりすることがあります。
逆に、飛行機が下降するときは、鼓膜の外側の気圧のほうが内側よりも高くなり、鼓膜が内側に押し込まれるような状態に。それが、体には痛みとなって伝わってくるというわけです。

通常、耳の気圧の調節は、耳のなかにある「耳管(じかん)」と呼ばれる部位が担っています。ですから、飛行機が一定の高度で飛ぶようになれば自然と痛みも治まるのですが、耳管の働きが周囲の気圧の変化に追いつかないことも。そうすると、調節機能が働かず、耳の痛みや不調を長引かせてしまうことにもなります。

耳管は、耳と鼻をつなぐ管のような器官です。通常は閉じていて、あくびやつばを飲み込むなどの行動に伴って、その瞬間だけ開き、気圧を調節します。ただ、人によって耳管の太さは違いますし、空気の通り方にも個人差があります。
例えば、赤ちゃんや小さな子どもは耳管が細いため空気が通りにくく、耳の痛みを感じやすくなります。離着陸の際、赤ちゃんや子どもが泣くのは、それが理由のことも多いようです。

引用元:https://jalcard.jal.co.jp/column/domestic/ear_airplane2109/

対策は、超シンプルです。

・赤ちゃん
→離着陸時に授乳やミルクを飲ませましょう。

・幼児
→離着陸時に飲み物を与えましょう。

キャンディを舐められる年齢であれば、キャンディやガムでも大丈夫です。

我が家の場合、これをすることで、離着陸時に泣き出したことは一度もありませんでした。

当日の工夫編

搭乗前に少し遊ばせて体力を発散

離陸後すぐは落ち着かないことが多いので、お気に入りのおもちゃで気をそらしたり、膝の上に乗せている場合は膝を揺らして遊んだりする(周囲に振動が伝わらないレベルで)

お菓子を食べられる幼児の場合、お菓子を小出しする

ジャンルごとに荷物を小分けして、シーンごとにすぐに取り出せるようにしておく。

(例)
食事シーン⇒手口拭き・おやつ・ジップロック
遊びシーン⇒おもちゃ・シールブック・タブレット・イヤフォン
おむつ替え⇒おしり拭き・おむつ・おむつ袋

トラブル対策

ぐずったら
→赤ちゃんの場合、通路で抱っこして歩く
 幼児の場合、にらめっこやスマホで過去の子どもの写真や動画を見せて時間を稼ぐ・お菓子やおもちゃを与える

おもちゃに飽きたら
→新しいおもちゃがあれば追加で渡すか、なければ「雲の形を見て何に見えるか言い合うゲーム」をしてみたり、機内誌や安全のしおりを絵本がわりにして遊んでみたりする

周囲への気遣い
→席に座った時点で、「もしかしたらご迷惑をおかけするかもしれません」とあらかじめ伝えておく

 もしくは、ぐずったタイミングで、「ご迷惑をおかけしてすみません」と一言添える

 周りの方に恵まれていたのか、これまでこれを伝えて嫌な顔をする方は1人もおらず、皆さん「大丈夫ですよ」と優しく言ってくださりました。

まとめ

子連れ飛行機は、大人だけで乗るときよりも準備は大変ですし、荷物もかなり増えます。

それでも、事前にあらゆるトラブルをシミュレーションし、対策しておけば不安も軽減されます。

ポイントは、

「想定できるトラブルへの対策は、たとえ荷物が増えることになっても万全に!」

「子どもがやることだからと周囲に理解を求めるのではなく、配慮することを忘れない」

特に後者について、以下私の考えになりますが・・・

私の愛読書『7つの習慣』の中で、「影響の輪」という概念についての話があります。

「影響の輪」というのは、自分の行動によって変えられる事柄のこと。

「影響の輪」の範囲外のことについては、注力すべきではないですし、どうしようもないのです。

つまり、飛行機内の話でいえば、影響の範囲内にあるのは、子どもの行動に対する私たち親の考えや対処法であり、範囲外にあるのは他のお客さんの感情や考え

子どもが起こすアクションに対し、他のお客さんの中で湧き上がる負の感情を、私たちが変えることはできません。

であれば、私たちができることは、少しでもその負の感情がおこらないよう、あるいはおさまるよう、自分たちがすべきことを考え、行動することだけです。

他のお客さんに対し、「子どものやることなんだから許してよ」「これだから少子化が進むんだよ、心狭いなぁ」なんて思うだけ無駄ですし、子持ち様と言われても仕方のないことだと私は思います。

もちろん理想は子どもに対して大人みんなが優しい社会ですが、なかなか難しいですよね。

まずはこちらから歩み寄り、周囲に迷惑をかけないよう準備し、行動することで、私たち親も子どもも、そして周囲の方も楽しくて快適なフライトになるよう、ぜひ本記事を参考にしていたただき、子連れ飛行機旅をお楽しみください♪

ここまで読んでくださった方、ありがとうございました♪

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