小規模保育園とは?体験談付きでわかるメリット・デメリット【2025年最新版】

小規模保育園とは?体験談付きでわかるメリット・デメリット【2025年最新版】

小規模保育園ってどうなんだろう?

3歳で転園になるって聞いたけど、大変そう…?

そんなふうに感じているママ・パパも多いのではないでしょうか。

実は私自身も、長女の保活のときに“小規模保育園”を候補に入れていました。

最初は「人数が少ない園って、ちゃんとした保育をしてくれるの?」と不安でしたが、調べていくうちに

「家庭的で、ひとりひとりを大切にしてくれる園」

という印象に変わり、実際2年間(※)小規模保育園にお世話になりました。

この記事では、私の体験も交えながら

小規模保育園の特徴
▶ メリット・デメリット
▶ 実際に通って感じたリアルなこと

をまとめています。

※長女が通っていた小規模保育園は、0歳児クラスはなく、1歳児、2歳児クラスのみでした。

この記事を書いた人

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だーさん

0歳&4歳姉妹を育てる傍ら、キャリアコンサルタントとしての知識と経験を蓄え中。
旧帝大卒業後、一部上場企業にて人事業務(採用や社内人材教育等)に約9年携わる。

小規模保育園とは?

小規模保育園(正式名称:小規模保育事業)は、0〜2歳児を対象にした少人数制の認可保育園です。

厚生労働省の「子ども・子育て支援新制度」に基づいて設置され、定員は6〜19人と、とても家庭的な雰囲気が特徴です。

種類(A・B・C型)

タイプ保育士の割合特徴
A型全員が有資格者最も保育士比率が高く安心感あり
B型半数以上が有資格者地域型で多く見られる
C型家庭的保育者など特例的な形で減少傾向

小規模保育園のメリット

① 一人ひとりをしっかり見てもらえる

定員が少ない分、先生の目が行き届きやすく、「うちの子をよく見てくれている」と実感できます。

長女が通っていた園では、朝の登園時に先生がすぐに「昨日より少しまぶたが腫れていませんか?」と、小さな異変に気づいてくれたり、お迎え時も、その日の長女の様子を詳しく教えてくださることが多かったです。

小規模ならではの“親子への寄り添い”を感じました。

② 家庭的な雰囲気で子どもが安心

0〜2歳という、まだ保育園生活に慣れない時期には、アットホームな環境がぴったり。

大人数の園に比べて先生との距離も近く、子どもが安心して過ごしやすいです。

お迎えのとき、長女がよく先生の膝の上に座っていたり、ぎゅっとハグされていたのを、ほっこりしながら見ていたことを思い出します。

③ 認可保育園なので料金も安心

自治体の認可を受けているため、保育料は所得に応じた認可保育料。

無認可と比べて、費用面の安心感があります。

小規模保育園のデメリット

① 3歳で転園が必要

2歳児クラスまでしかないため、3歳以降は転園になります。

ただし、連携施設(こども園や保育園)へ優先的に入れる園も多いです。

私は卒園の8ヵ月ほど前に区役所に相談に行ったところ、

「〇〇保育園であれば、連携の幼稚園であれば確実に行けます。

もしくは、他の保育園に転園するとしても、小規模保育園の卒園児ということで点数が加点されるので、優先的に転園できますよ!」

と丁寧に教えていただき、私たち親がフルタイム共働きだったこともあって、点数は最高点で、スムーズに転園できました。

自治体によって対応が異なると思いますので、早めに相談に行くことをおすすめします。

② 行事や設備はシンプル

園庭がない、運動会がないなど、施設規模によってできることが限られる場合もあります。

ただし、そのぶん手作り感のある家庭的な行事を大切にしている園も多いです。

長女が通っていた園は、園庭も運動会もあり、小規模でない保育園に通わせているママ友から話を聞いても、そこまで差は感じませんでした。

対象年齢と保育時間

項目内容
対象年齢0〜2歳児
定員6〜19名
保育時間標準8時間(延長あり)
運営主体社会福祉法人・NPO・株式会社など

保育料の目安(認可園基準)

  • 住民税非課税世帯 → 0〜1万円程度
  • 中間層世帯 → 2〜3万円前後
  • 高所得世帯 → 4〜5万円台

※自治体によって細かく異なります。

小規模保育園を選ぶときのポイント

実際に見学して感じたこと

私が見学した小規模保育園では、先生方が全員の名前を呼びながら保育しており、子どもたちが安心して甘えている様子が印象的でした。

「泣いてもちゃんと受け止めてもらえる」環境があることは、0〜2歳児の成長にとって本当に大切だなと実感しました。

また、見学時に施設の案内をしてくださった園長先生が、

とにかく子どもが大好きで、事務室にいることはあまりなく、ほとんど教室で子どもたちと一緒に過ごしているんです

という話をしてくださったことも、安心感に繋がりました。

まとめ

小規模保育園は、少人数で家庭的・きめ細やかな保育を受けられるのが最大の魅力。

一方で、3歳以降の転園を見据えた計画も必要です。

「子どもに寄り添ってほしい」

「アットホームな園がいい」

そんなママ・パパにこそ、ぜひ一度見学してみてほしい保育園です。

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