0歳の赤ちゃんに「絵本ってまだ早いかな?」と思うママやパパも多いかもしれません。
実は、絵本の読み聞かせは0歳から始めても大丈夫!
まだ言葉がわからなくても、
カラフルな色
シンプルな絵
繰り返しのリズム
これらを通して、赤ちゃんの脳や感性はしっかり刺激されています。
私自身、現在4歳になる娘には、生後1ヶ月のときから、毎日欠かさず最低3冊の絵本を、4年間読み聞かせしてきました。
その中で「これは0歳から楽しめる!」と感じた定番の絵本を、今回はまず7冊ご紹介します。
0歳に絵本を読むメリット

親子のスキンシップになる
👉️抱っこしながら声を聞かせるだけで安心感に繋がります。
娘は未だに、お膝で絵本読んで!と言ってきます😊
言葉のリズムを感じられる
👉️まだ言葉は理解できなくても、「音」として楽しい!
赤ちゃん向けの絵本は、特にリズミカルな文で書かれていることが多いので、歌うように読めます。
好奇心や集中力が育つ
👉️カラフルな絵や動きのあるしかけに夢中!
月齢が進んでいくと、何度もページを進めたり戻したり、好きなページまで一気にめくったり。
赤ちゃんの興味関心が伝わってきて、読んでいるこちらも楽しくなります。
指先が器用になる
ページをめくるという動作を0歳の頃からしていた娘は、親から見ても手先が器用だなと感じます。(ちなみに親である私は不器用な方)
赤ちゃん向けの絵本は分厚めで、指をケガしないよう工夫がされているものが多いので、親子で一緒に楽しみながら、ページをめくることができます。
0歳におすすめの絵本7選

1.いないいないばあ(松谷みよ子/童心社)
👶 絵本デビューに最適!
赤ちゃんが大好きな「いないいないばあ」を、可愛らしいタッチで描かれた動物たちと一緒に楽しめます。
親の声のトーンを変えて読むと、笑顔があふれます。
我が家の場合、いないいな〜い……と読んだあと、娘の顔をのぞき込みながら、ページをゆっくりめくり、結構勢いよく「ばあ!!」とやると、赤ちゃんのときの娘は大喜びでした。
2. しましまぐるぐる(かしわらあきお/学研)
0歳児が大好きな「はっきりした色」と「くり返しの模様」が特徴の絵本。
出産祝いとしても人気が高い1冊です。
赤ちゃんは生後2〜3か月ごろから「コントラストの強い色」に反応します。
「しましま」「ぐるぐる」という視覚的な刺激が、目の発達をサポートしてくれます。
絵本自体をぐるぐる回して読むのも楽しいので、ぜひやってみてください♪
(私は何回か娘の顔面に落としそうになったので要注意です。)
同シリーズの「ぶんぶんきいろ」「あかあかくろくろ」もおすすめです♪
3. もこ もこもこ(谷川俊太郎/文研出版)
言葉のリズムとユニークな擬音語だけで構成された不思議な一冊。
本好きで有名な芦田愛菜ちゃんもおすすめしていました✨
「もこ」「にょき」「ぽろり」など、リズムに合わせて読んであげると赤ちゃんは夢中に。
まだ意味はわからなくても、「音の心地よさ」を楽しめるのがポイントです。
正直大人になってしまった私は、初めて読んだとき、「なんだこりゃ?こんなん面白いんか?」と半信半疑で読んでいましたが、娘はキャッキャと大喜び!
純粋な心の持ち主だけが楽しめる絵本なのかもしれません…。
4. だるまさんが(かがくいひろし/ブロンズ新社)
「だ・る・ま・さ・ん・が……どてっ!」のユーモラスな展開に、赤ちゃんもケラケラ笑う大人気絵本。
短いリズムの文章とわかりやすい絵が、0歳でも楽しめる理由です。
動作をまねっこしながら読むとさらに盛り上がります。
たくさん出てくるだるまの顔は、よく見ると1つ1つ表情が違っていて、とても愛らしいのも魅力の1うです♪
こちらもあと2冊同じシリーズの絵本がありますが、違った面白さがあるので、揃えて買うのもおすすめです。
5. くだもの(平山和子/福音館書店)
果物がリアルに描かれた絵本。
「さあ どうぞ」と差し出すシーンで、赤ちゃんも思わず手を伸ばしてしまいます。
すごく優しく細かく描かれたくだものは、思わず大人の私もまじまじ凝視。
本物を持ってきて、絵本の絵と並べて見比べてみるのも楽しいですよ!
食べ物に興味を持ち始める時期におすすめです。
6. ヒューイたちの はんたいは なーんだ?(ジェズ・オールバラ/徳間書店)
あまり有名ではありませんが、 0歳の頃から4歳になる今も読んでいる我が娘のロングセラー!
「大きい⇔小さい」「上⇔下」など、反対ことばを楽しく学べる絵本。
この絵本のおかげか、娘は1歳の頃には反対ことばを理解していました。
カラフルでユーモラスなイラストが特徴で、指を差しながら読むと理解が深まります。
遊びながら「ことばの意味」に自然と触れられるのが魅力です!
同シリーズでセーターのお話もありますが、こちらも多様性を重んじる今の世の中にぴったりな絵本です。
7. はらぺこあおむし(エリック・カール/偕成社)
世界中で愛されている名作。
穴のあいたページに指を入れたり、色鮮やかなイラストを見たり、0歳でも十分楽しめます✨
「曜日」「食べ物」「ちょうちょへの変化」など、成長に合わせて長く読み続けられる一冊です。
この絵本がそのまま歌にもなっているので、興味のある方はお子さんと聴いてみてください。
そのうち絵本を読んでいると、途中からなぜか歌ってしまっている現象が起こるようになります…。笑
絵本の読み聞かせポイント(0歳編)
声を大げさに変えて読む必要なし!
👉️普段の声でOK。赤ちゃんはママ・パパの声が大好きです。
私はセリフに感情を込めて読むのが好きなので、読み聞かせのときだけ北島マヤ(ガラスの仮面の主人公)を憑依させていますが、夫はかなり淡々と読む派。
娘はどちらに読んでもらうのも好きなようです。
なんなら夫の方がいつも多めに読まされている気がします。
全部読めなくてもいい
👉️途中で飽きたらそこでおしまい!でOKです。
娘も最初の頃は途中からページをめくる遊びにハマってしまい、読むどころじゃなくなっていましたが、それも一緒に楽しむようにしていました。
無理に最後まで読まなくて大丈夫です!絵本の内容自体に興味が出てくるようになると、いずれ最後まで読めるようになります!
お気に入りを繰り返し読む
👉️月齢が進んでくると、我が子が好きな絵本が分かってきます。
そういう絵本は、繰り返し何度も読んであげてください。
そうすることで、赤ちゃんは、
自分の好きなものをママ・ パパは分かってくれている!
という安心感が得られます。
ちなみに娘はお気に入りの絵本は毎日、なんなら1日の内に何度も読んでいたので、そういった絵本は親より先に暗唱していました。
まとめ
0歳から絵本は十分楽しめます。
ポイントは「一緒に楽しむこと」。
スキンシップを大切に、赤ちゃんの反応に合わせてお気に入りの絵本を繰り返し
これだけでOKです。
我が家でも、毎日の読み聞かせが寝る前の習慣になり、育児の楽しみのひとつになりました。
たまに眠すぎる日に5冊持ってこられて、「ごめん1冊減らして…」とお願いする日もありますが。(許されたことはほぼない)
ぜひお気に入りの一冊を見つけて、赤ちゃんとの時間をもっともっと楽しくしてくださいね😊
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