DIE WITH ZERO 要約|20代で読まないと後悔する「お金と時間の使い方」決定版

DIE WITH ZERO。直訳すると、「ゼロで死ね

・・・なかなか過激なタイトルですよね。

しかし、本書を読み終わったあと、このタイトルに内容とのミスマッチを感じる読者はいないでしょう。

  • なぜお金を貯める「だけ」ではだめなのか?
  • お金はいつ、何に使うべきなのか?
  • 時間と稼ぎのバランスはどうすべきなのか?

そんな、誰しもが一度は立ち止まったことのある悩みについて、ズバっと回答を与えてくれるのがこの本です。

また、現在30代の私が思うのは、20代の内に読みたかった・・・ということ。

なぜならこの本には、若い内から身に着けておいた方が絶対お得な考え方、知識がぎゅっと詰まっているからです。

正直、すでに家を建て、子どもを授かった今だと、実行するには時すでに遅し・・・と思うものがいくつかありました。

本記事では、全278Pの内容を、ちょっとしたスキマ時間で読める量に圧縮しつつ、私のエピソードを交えながら、その魅力をお伝えできたらと思います。

💡この本をオススメしたい人
  • 20代の方
  • 人生を変えたいと思っている人
  • 子育て真っ最中の人
  • お金を貯めるのが好きな人

『DIE WITH ZERO』が教える人生を豊かにする9つのルール

本書では、人生が豊かになりすぎる究極のルールとして、9つのルールが挙げられています。

ここでは全てのルールの記載は、著作権を考慮し割愛しますが、大きく分類すると3つのテーマについて詳しく書かれています。

それぞれについて簡単にご紹介します。

​① 「経験」に投資することが、人生の複利を最大化する

お金を広げる手の画像

自分は何をすれば幸せになれるのか?何をしているときが幸せなのか?

自分事ながら、意外とすぐ浮かばない方も多いのではないのでしょうか。

本書の冒頭部分では、まずそれを知ること、そして、それを踏まえた上でお金を「いつ、何に使うか」を判断することの重要性が説かれています。

例えば、幼少期にイタリア旅行に連れて行ってもらっても、得られるものはあまりないでしょうし、死ぬ間際にローマのスペイン階段に上ろうとしても、どれぐらい楽しめるかは疑問です。

筆者であるビル・パーキンス氏は、そういった例を交えながら、「人生の充実度を高めるのは、”そのときどきに相応しい経験“」であることを強く訴えています。

経験は、瞬間的な喜びのみならず、後で思い出し、追体験することで、さまざまな感情を蘇らせることができます。

更に、経験は新たな経験(例えば旅行の話を友人に話したり、同様の旅行の計画を立てている誰かにアドバイスをするといったこと)を生み出し、幸せは雪だるま式に増えていくのです。

②必要以上の貯金は「人生の時間を無駄にする」のと同じ?

貯金をする画像

ビル・パーキンス氏は、まだ収入が少なかった若い頃、節約生活の末1,000ドル貯めたことを上司に自慢したそうです。

普通であれば、「すごいな!頑張ったな!」という誉め言葉が返ってきそうなところですが、彼の上司は違いました。

お前はバカか?はした金を貯めやがって

この言葉に、彼は頬をビンタされたような衝撃を受けたそうです。

そこから彼はお金の使うタイミングや使い道を考えるようになり、「今、そのときしかできない経験」に、惜しみなくお金を使うようになりました。

なんと、45歳の誕生日には、できる限り記憶に残る思い出を作りたいという一心で、家族や大事な友人たちを、美しいカリブ海に浮かぶセント・バーツ島に招待して、1週間にわたる盛大なパーティーを開いたそう!

そのときお母さまはすでに高齢だっため、まだ元気なうちに楽しんでもらいたいという思いで、このタイミングになったようです。

その思い出が後々の彼に最大の幸福をもたらしたことは、言うまでもありません。

また、本テーマにまつわる話として、人生の中で働いた時間が無駄になる場合があるという例で、2年半タダ働きした女性の話も書かれています。

生きている内に使い切れないお金を稼ぐために働く・・・誰しも人生の終わりのタイミングというのは予想ができませんが、たとえ平均寿命生きたとしても、そうなることがあるのかと、目から鱗なお話です。

③体力と時間は有限。年齢に応じた「お金の使いどき」を知る

ランニングする女性の画像

本書では、人が人生を最大限に充実させるための3大要素として、「」「健康」「時間」が挙げられています。

健康」と「時間」を重視し、そこに「」を使う。

この3つのバランスを年齢に応じてうまく取ることが、人生の満足感を高めると言います。

若い内から健康に投資を、そして、中年期には時間を金で買って経験に投資をするのです

また、やりたいことには賞味期限があることも忘れてはいけません。

体力を求められるものは、若い内の方が楽しめますし、クルーズ船旅行などであれば、老後も楽しめるでしょう。

繰り返しになりますが、物事にはそれを行うための相応しい時期があるのです。

本書では、自分がやりたいことと、その時期を整理する「タイムバケット」というツールを使った、後悔しない人生を作り方について説明されています。

詳しくは是非実際に読んでみてください。

【後悔】30代の私が20代で「間に合わなかった」3つのこと

後悔する女性の画像

私が本書の内容を踏まえて、20代、もしくは10代の内ににこれをしておけばよかったと思ったことをご紹介します。

​① 1ヶ月のバックパッカー。長期の海外旅行は「今」しかできなかった

本書の最後の章で、大胆にリスクを取るのは人生の早い段階が良い、という文言が出てきます。

そして冒頭では、ビル・パーキンス氏が、20代の頃、高利貸しから借金をしてまでヨーロッパ旅行に単身で行った友人のことを羨むエピソードが出てきます。

私は学生時代、サークル活動に明け暮れる日々で、かつ大学2年から付き合い始めた彼氏(今の夫)と長期間離れるのが怖く、長期の海外旅行は諦めていました。

更に、海外は女一人ではちょっと怖い・・・という臆病心から、1人で行く勇気もなく。

今思えば、多少長くサークルに穴をあけても何ら問題なかったですし、後に彼が数週間旅行に行っていたことを考えると、そちらも全く問題なかったと思います。

社会人になって約10年、育休を除き、10日以上のまとまった休みを取ったことがないことを考えると、やはり時間のある若い内に、勇気を出して行っておくべきでした。

また、ある程度お金を稼げるようになった今、旅行に行くとどうしてもある程度クオリティを求めてしまいます。

夫はそれこそ学生時代、友人たちとヨーロッパ巡りをしていましたが、

「お金がなかったからみんなでボロ宿泊まってさ…」

とか、

「直行便は高かったからこの国を経由して遠回りしたんだ。でもそこの空港はさ…」

など、今でも楽しそうに話してくれます。

そういった、そのときしかできない経験というものを、私もやってみたかったなぁ…と、ビル・パーキンス氏同様羨ましく思っています。

②20代からの運動習慣。30代での体力低下は想像以上

健康への投資は若いほどいいと本書に書いてあった話をしましたが、健康は、お金も時間もかけて余りある財産だと感じています。

仕事や子育てをしていて思うのは、とにかく体力が全ての根幹を成すいうこと。

体力があればあるほど、仕事をやり抜く力も比例しますし、子どものパワーにもついていくことができます。

最近私はYoutubeで体力づくりを始めたところですが、やはり20代の頃に比べると疲れるのが早く、子育てをしていると、自分に使える時間もかなり限られているので、ハードなトレーニングはするのも継続するのも難しいのが現実です。

ジムに通うなりなんなりして、運動する習慣を身に着けておくんだったな・・・と痛感しています。

③コンビニやゲームでの浪費。その数百円を「記憶に残る経験」に変えればよかった

本書の中で、ビル・パーキンス氏が、とある本に出会ってから、モノを買うのに必要な時間を計算するようになったというエピソードが描かれています。

○○を買うのに○時間も働けるか?」というのを自問することの必要性を説いていますが、そう考えると私は20代、かなり無駄なものにお金を使っていたと感じています。

多少忙しかったとは言え、自炊もできたはずなのに、毎晩コンビニ弁当を買ったり、ゲームセンターに行ってはUFOキャッチャーに何千円も使ったり・・・。

あのお金を、勉強や健康、あるいはちょっした旅行や、ボランティアに行くための旅費などに使っていたら、今頃はもっと人生充実していたかも・・・と思わずにはいられません。

なぜ『DIE WITH ZERO』は20代にこそ読んでほしいのか

雄大な風景を眺める女性の画像

どの世代が読んでも学びがある本ですが、私が一歩先を行く30代として強くおすすめしたいのは、やはり20代の方です。

​なぜなら、若い時にこの思考に触れることで、その後の数十年間の「人生の質」が劇的に変わるからです。​

・「経験の複利」を最大限に活かせる

​※経験の複利とは、若いうちに素晴らしい経験をすると、その後の人生でその「思い出」を何度も振り返ることができ、一生にわたって喜び(配当)を生み出し続けてくれるという考え方。

若いうちに積んだ経験は、その後の人生で何度も「思い出」として楽しむことができます。

この本を読めば、お金をいつ、何に使うべきかが明確になり、時間と健康を土台にした豊かな人生を歩む確信が持てるはずです。​

・「お金=貯めるもの」という呪縛から自由になれる

将来への不安から貯金に走りがちな20代こそ、本書の「ゼロで死ぬ」という逆説的な教えが、キャリアや生き方の視野を広げてくれるはずです。

まとめ:DIE WITH ZEROは20代、そして「親」にこそ読んでほしい一冊

子どもにお金を手渡す親の画像

最後に、本記事では詳しく触れませんでしたが、実は私と同じ「子育て中の方」にもこの本は非常に刺さる内容になっています。

​特に衝撃的だったのは、「子供にお金を遺すタイミングは、自分が死ぬ時ではない」という考え方。

親として、子供への投資や資産の渡し方を見直す大きなきっかけになりました。

  • ​後悔しないお金と時間のバランスを知りたい​
  • 子供に最高の経験をプレゼントしたい​

そう思う方は、ぜひ一度手に取ってみてください。

あなたの人生観が、今日から少しずつ変わり始めるはずです。


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